室龍太くんのこと
2月1日、舞台「天下一の軽口男 笑いの神さん 米沢彦八」が、大阪松竹座で初日を迎えました。
上方落語の始祖である米沢彦八の成長と活躍を描いた物語で、主演は駿河太郎さん。
ほかにも、落語の桂春團治さん、吉本新喜劇の池乃めだかさん、女優の田中美里さん、谷村美月さんなど本当に様々な方が出演されており、その豪華な顔ぶれは「異種格闘技戦」にも例えられるほどでした。
そして、そんな出演者の皆さまに囲まれて、関西ジャニーズJr.の室龍太くんも出演しています。
私はこの日、翌日(2日)深夜の飛行機で海外旅行に行くことになっているにもかかわらず、前日(31日)に東京から夜行バスで大阪に向かい、観劇してきました。(しかもその前日昼に卒論提出というバタバタ感)(もっと言えば大阪初上陸な上に初めての一人での遠征)
母親にも「なんでこんなタイミングで大阪なんて行くわけ?諦めればいいのに」と呆れられました。
でも、私はどうしてもこの舞台が観たかった。そして、卒業旅行やアルバイトの都合で、なんとか行けるのがこの日しかなかった。
そんなわけで、今回の遠征に至りました。
そもそも、どうして私がこの舞台をここまでして観に行きたかったかと言うと、、
室龍太くんが好きだから。というのは当たり前として。笑
私が龍太くんを好きになったタイミング、応援しようと決意したタイミングが大きく影響しています。
前にも少し触れたけれど、私が龍太くんをはじめ関西Jr.を追いかけ始めたのは、昨年の夏、少クラin大阪2018を見てからです。
追いかけ始めた…といっても、11月くらいまではまいジャニを見たり、少クラの関ジュニ通信を楽しみにしたり、というそのくらいでした。
そして本当に一番初めは、二宮教の← 西畑大吾くん、「母になる」で一躍注目を集めた道枝駿佑くんが気になっていて(もちろん今でも好きです)、龍太くんは(29歳でJr.なのか……大変だな……)というイメージしかありませんでした…(本当にごめんなさい笑)
でも、その柔らかい表情と、どタイプの顔と笑、ちょっと高めの優しい声がなんとなく気になっていて、それからバラエティーでの鋭いツッコミや愛されお兄ちゃんキャラに惹かれ、本当に“気付いたら”好きになっていました。
それを実感したのは、10月頭のなにわ男子の結成。
9月から関ジュを好きになった身としてはコメントできることはないのですが、
ドドドド新規ながらあのメイン4人(西畑大吾くん・大西流星くん・向井康二くん・室龍太くん)の体制が普通だと思っていたので、デビューするなら(ユニットを組むのは)この4人なんだろうなと思っていました。だから、ド新規なりに衝撃でした。
そして、龍太くんと康二くんも入れてほしい……そう思っている自分がいました。(今は二人の言葉も聞けて納得してるしなにわ男子も応援してます!)
この二人も頑張ってほしい。デビューしてほしい。そんな気持ちが日に日に強くなっていって、それを決定付けたのが11月4日放送のまいジャニのSHOW TIME。
バラエティーでいきいきしてる二人も大好きだし、何なら入り口はそこだったけれど、
二人の歌って、踊って、アイドルしてる姿がとっても好きで、二人の抜群のスキルとコンビネーションがかっこよくて、ずっと見ていたいと思ってしまった。応援したいと思った。
そして、そのためのタイムリミットが迫っていることも、ユニットに入らなかったことでより一層感じてしまった。特に龍太くんは2019年に30歳になる。(見えない)
「アイドル・室龍太」を応援するなら今しかないんじゃないか……
「推しは推せる時に推せ」と言いますが、まさにそれを直感的に思い、11月14日、あけおめコンの申し込み期間中に無事に情報局に入会しました。
結局あけおめには行けなかったものの、webの写真とか情報局動画とかたくさん見られるので、入ってよかったなって思ってます笑
そして、今回の舞台。(前置きが長い)
この舞台に龍太くんが出演するということを知ったのも、情報局に入ってからだったと思います。
そして、既に会員優先受付は終了していて。
あー、そっかぁ。しょうがないな。
くらいに思っていました。
アイドルの現場の方が嬉しいしなぁ。とか。
何より、今年大学を卒業する私は旅行の予定をガンガン入れていて、2月の2〜9、14〜16が既に埋まっていました。がっつり舞台期間やんかあほ。←
それでも、松竹が家から1〜2時間くらいで行ける距離なら全然空いた日に入れるのですが、なんせ千葉住みなもので、移動に時間もお金もかかる。それなりに気合入れないとなかなか行けない。
うん。やっぱりしょうがないな。今回は諦めよう。
そう思っていたのです。
でも、去る1月4日。
Twitterに流れてきたのは、「あけおめオーラス 関ジュ全員大号泣」というレポ。
…嫌な予感がしました。すごく。ものすごく大きな不安に襲われました。
最後に龍太くんと康二くんで挨拶をした、というのも、二人に何かがあるのを決定付けているような気がして。
その涙の意味は、後に知ることになるのですが。(他にも意味があるのかもしれないけど、それは現時点ではまだ分からない)
少なくとも、「アイドル・室龍太」を見られるチャンスはもう無いのかもしれない、と思いました。私はまだ見られていないのに…。
悔しかった。もっと早く出逢えてたらなぁ、せめてもっと早く情報局入ってクリパ申し込んでたらなぁと何度も思いました。
でも、それを言っても仕方がないのも分かっていました。
じゃあ私に今出来ることってなんだろう?
そう考えた時に、「天下一の軽口男」を観に行くこと、が真っ先に浮かびました。
とにかく、龍太くんを応援したい。
これからどんな道に進むとしても、好きになった人の頑張る姿を、いつでも応援していたい。
そして、変な話ですが(というかもんのすごく勝手だと思うのですが)、これからも納得して龍太くんを応援するために、「俳優の龍太くんも好き」と思うために(=「アイドル・室龍太」への未練を断ち切るために)、つまり自分のために、どうしてもこの舞台に立つ龍太くんを観ておきたい。
(まだ龍太くんがJr.卒業するって決まったわけではないし、仮にそうだとしてもアイドル卒業だなんて誰も言ってないし、勿論これからどうなるかなんて本当に分からないので、不快に思った方がいたらごめんなさい)
そう思って、初日ならどうにか行ける!!!ということにして笑、夢中でチケットを取りました。
結論。
本当に本当に本当に行って良かった。
これに尽きます。
生で龍太くんを見るのは初めてだったけど、良い意味でテレビで見ていた龍太くんそのままで(なんだろう、立ち方とか重心のかけ方とか腕の組み方とか…笑)、出てきた瞬間、声を発した瞬間にめちゃくちゃ興奮して笑、
あー、龍太くん生きてる( ; ; )この世に存在してる( ; ; )
って思ったのが一つ。笑
そして俳優をする龍太くんを見るのも初めてだったけれど、すごくよく声が通るし(このことは龍太くん本人も自信を持っているみたいで嬉しかった*1)、変にかっこつけたりとかするのではなくて自然体だし、本当に素敵なお芝居だったなと思います。
しかも今回の鹿野武左衛門という役。これがめちゃくちゃハマり役。しかも1幕は特にほぼ主人公。
途中から龍太くんというより武左衛門にしか見えなくて、彦八や千佳といった登場人物たちと一緒になって応援したり、心配したりしていました。
そして設定通りの絶世の美男子。笑(室龍太くんだもん当たり前や)
二枚目キャラで本当にかっこよくて(特に2幕のあのシーンが個人的に切なくて儚くてかっこよかったんだけどまだ初日なのでこれ以上は言えない)、でもところどころ可愛い場面もあって(1幕のあのシーンは悶えた)(これは観に行った人なら絶対わかる)(黄色い歓声あがってた笑)(これは室担のためのシーンだと思った)(大興奮)(そろそろ黙るね)、そのギャップがたまらなくて。
もうそれ龍太くんそのものじゃんって感じなんだけど笑、この舞台の中では武左衛門として愛おしく見えて、武左衛門というキャラクターが大好きになりました。
かと思えばカーテンコールの時のあの登場の仕方*2、手の振り方*3………やっぱり龍太くん可愛い。めちゃくちゃ可愛い。笑
ここで見せてくれたどんな姿も、私の大好きな龍太くんだなぁと思いました。
私の好きになった龍太くんがそこにいるんだ。そう思うと、ただただ嬉しくて。
私はこれからも、どんな龍太くんも応援していきたい。その気持ちが確信に変わりました。
もし、もしも、アイドルの道から少し離れることになったとしても、俳優としてどんどん色んなものに出られると良いな。強くそう思いました。
色んな舞台の上でいきいきと輝く龍太くんを、これからも見ていたいです。
室龍太くん。大好きです。
これからも応援させてください。